『自分の小さな「箱」から脱出する方法』を読んで13年実践している私のガチレビュー

アラフォー・ワーママ・ゴリライターのあられです!

「夫と家事や育児の分担の話などでケンカばかり...
夫との関係を改善するためにはどうしたらいいの?」

「仕事で、上司とも同僚とも部下ともうまくいかなくてストレス。会社に行きたくない。」

...なんて悩んでいませんか。

今日は、そんな悩みに効く、わたしのイチオシ本を紹介させてください。

自分の小さな「箱」から脱出する方法。

この本、「すべての人間関係に効く」本なんです。

あゴリラ
あゴリラ
人間関係の悩み、無くなる!

本を読んだだけで、人間関係が全てうまくいく?
そんなわけないだろう。そう思ったあなた。

それがね、うまくいくんです。

わたし、この本を2007年に買って読みました。
正確に言うと、2006年に、この本が出版される前の絶版となっていた元の本を図書館で探して読みました。

以来13年間、心の中にいつもこの本で学んだことがありました。
人間関係に悩んだ時に、この本を何度も読み返しました。

この本を初めて読んだ時、わたしは20代なかばでした。

彼氏とケンカの末別れ、仕事は超激務、会社の上司や同僚やお客様とうまくいかなくて、
親との関係も悪く、友達とも疎遠。

あゴリラ
あゴリラ
とにかく人生の全方位の人間関係で悩んでいました

そんな時に、すがるような気持ちでこの本を読み、衝撃を受け、本で学んだことを実践するようにしました。

いまでは、結婚し、二人の子供に恵まれました。

夫とは、ケンカもすることもあるけれど、まあまあうまくいっているかな、と思います。

当時と同じ会社で今も働いていますが、上司・同僚・お客様ともいい関係を築いています。

数は少ないけれど、仲のいい友人やママ友もいます。

2019年に始めた、ツイッターやブログでも、たくさんのフォロワーさん・読者さんに恵まれ、
ブログを学ぶ目的で入ったオンラインサロンでも楽しくやっています。

わたしが人間関係に悩まなくなったのは、この本のおかげだと思っています。

あゴリラ
あゴリラ
あゴリラ、今は幸せ。

この記事では、本の内容や、私以外の方の口コミなどを詳しく掲載します。
記事がつい長くなってしまいましたが、この本を読めば、必ず人間関係の悩みが軽減します。

この本の概要を、簡単にひとことで言えば、「自分の心の良心に従って、人のために行動したら、人間関係が全てうまくいくよ」という本です。

人間関係の悩みがゼロになるとは言えないですが、
わたしは何か悩んだときは、いつもこの本で学んだことを思い出して自問するようにしているんです。

「いま、自分は「箱」に入っているのではないか?」と。

この本のタイトルの「箱」とは、「自己欺瞞」です。

「欺瞞」とは、「人の目をごまかし、だますこと。」
自己欺瞞とは、「自分をだますこと」です。

「自分は正しい」「悪いのは相手だ」「自分ではこれでいいと思っている」「相手のことを考えず、自分のことだけを考えている」状態を「箱に入っている」と比喩しています。

この本を読むと、その「自己欺瞞の箱」から出る方法、出続ける方法がわかります。

人間関係の悩みを軽くしたい方すべてに読んでほしい本です。

 

もくじ

自分の小さな「箱」から脱出する方法の概要

この本は、2000年にアメリカで出版された本です。
アービンジャーインステイテュートという研究所が著者です。

自分の小さな「箱」から脱出する方法の著者アービンジャーとは?

アービンジャーとは「先駆け」という意味とのこと。

自分の小さな「箱」から脱出する方法を書いたのはアービンジャー・インスティチュートという研究所

アービンジャーインステイテュートは、アメリカのユタ州が拠点の研究所です。
マネジメント研修やコンサルティング業務を行っている研究所のようです。

自分の小さな「箱」から脱出する方法は大和書房から出版されている

日本語版は、2001年10月に文春ネスコより「箱-Getting Out of The Box」として刊行され、こちらは2005年頃絶版に。
2006年11月に、「自分の小さな「箱」から脱出する方法」と改題され、大和書房より刊行されました。

自分の小さな「箱」から脱出する方法の目次

この本は、3部構成になっており、各部の見出しは下記のようになっています。

第1部 「箱」という名の自己欺瞞の世界
1. 「君には問題がある」
・「自分ほど努力してきた人間はいない」
・「成功してきたわたし」の問題点
2.自分だけが気づいていないこと
・誰にも気づかれないと思ってやっていること
・無能な部下に、「我慢」して付き合っている?
・「君のやり方は間違ってる!」
3. 何も見えない状態に陥るとき
・家族を守るために、仕事優先は当然?
・なぜ、自分だけが「蚊帳の外」なのか
・「自分が思い込んでいた現実」を検証する
・見えなかった「問題」に気付く
4.さまざまな問題のもとになっている一つの問題
・問題の「原因」を追究する
・あなたの中の「自己欺瞞」がトラブルを呼ぶ
5.効果的なリーダーシップを支えるもの
・「最初のミーティング」で与えられた課題
・相手をやる気にさせる「マネージメントの原則」
・「相手が自分をどう感じているか」
・妻が不機嫌なのは「夫の本音」を見抜いているから?
・「いっそ認められないほうがましだ」
・相手を献身的な気持ちにさせる
6.自己欺瞞に冒されている人ほど問題が見えない
・「自分」と「自分以外の人たち」
・「わたし」には「特権」がある?
・箱の外にいるか、中にいるか
・相手がどう感じたかを考えてみる
・成功の原因を作っているもの
7.目の前の相手は「人」か、「物」か
・問題はどこにあるか
・仕事に対する情熱をかき立てるもの
・「行動」は問題じゃない
・箱の外にでたままでいられるか
8.うまくいかないのは自分だけが悪いのか?
・一緒に仕事をしたくないタイプ
・一人の人間として相手と向き合う
・相手が箱の中に入っていたら...?
第2部 人はどのようにして箱に入るか
9.箱に入っているのは、あなた一人じゃない
・「自分」はどう変わっていくのか
・いつも箱の外にいる必要はない
10.箱の中に押し戻されてしまうとき
・組織における人間関係の問題
・「自分だけが努力しても変わらないのではないか」
11.あなたを箱の中に追い込む「自分への裏切り」
・「自分がすべきこと」に背く
・「相手のすべきこと」を責める
・被害者の自分を正当化する
12.ほんとうに相手が悪いのか?自分を正当化できるのか?
・相手のことを「ひどい人間」だと感じるとき
・「しない理由」を相手の欠点に結び付ける
・自分に都合のいい考え方
・「自分への裏切り」を正当化する
・「わたし」を怒らせる相手が悪い?
・剣を振り回しているのは誰だ?
13.他の人たちが何を必要としているか
・「箱」の中での生活
・相手だって反省する必要がある?
・箱に入るのは、誰かのせいなのか
・「自己正当化イメージ」について
14.なぜ自分ばかりが責められるのか
・箱の中に入るようにしむける行為
・なぜ自分が望む方向に進まないのか
・「箱」の中は居心地がいい
・共謀して「ひどい相手」を非難する関係
15.自分の気持ちはどこに向いているか
・「仕事の成果」に集中するには
・「細菌」をまき散らしていた張本人
16.箱の問題は、なぜ解決しなければならないか
・「問題」を引き起こすもの
・「伸びる会社」にとって何よりも重要なこと
第3部 箱からどのようにして出るか
17.「素直な自分」を引き出す
・自分の気持ちを話したくなる人
・「変化のきっかけ」をつかむ
18.「どうすれば箱の中から出られるか」
・自分の中の「嘘」に気付く
・自分以外はみんなが無能に見えるとき
19.人として、相手と接する
・「箱の外」にいるときの自分
・「いい感じ」を保ち続けるには...?
20.箱の中にいるときにしても無駄なこと
・相手を変えようとしてもうまくいかない
・相手と張り合っている自分に気付く
・「箱の世界」のコミュニケーション
・人間関係にテクニックは有効か
・自分の行動は変えられるか
・頑張れば頑張るほどうまういかない?
・箱から出るために何をすべきか
21.自分が楽な人間関係を選択する
・相手に逆らうのをやめてみよう
・「自分が間違っているのかもしれない」
・「相手のため」に行動することは損か
22.何のために努力するのか
・「ひどい人間」が自分をダメにする?
・箱の中にいる限り問題は解決できない
・リーダーのあるべき姿
23.本気にならなければ人はついてこない
・相手に伝えなければならないこと
・「君の力が必要なんだ」
24.二度目のチャンスは用意されている
・次の段階に進む前に
・人に力を貸すにはどうすればいいか
・相手を知りさえすれば、怖いものは何もない

自分の小さな「箱」から脱出する方法の要約

この本の内容を要約すると、
・人間は、非難されたり、物事がうまくいかない時、「自己欺瞞」の「箱」に入ってしまう。
・簡単に言えば、「自分は悪くない。相手が悪いんだ」と思ってしまう。
・その「箱」に入ってしまった状態が、あらゆる人間関係を悪くするし、仕事での結果も出ない。
・「箱」から出る、そして出続けた状態でいることが大事
という内容です。

自分の小さな「箱」から脱出する方法の内容

本書は、小説仕立てとなっています。
自分では仕事がめっちゃできるつもりのビジネスマン「トム」が、
転職した先のミステリアスな会社「ザグラム社」で、副社長の「バド」から
「箱」についてのレクチャーを受ける、というシーンで始まります。

自分の小さな「箱」から脱出する方法のあらすじ

本書の主人公トムは、ザグラム社のライバル会社から最近転職したばかり。

新しい上司となる、バドと初めて面談をします。

転職後、張り切って仕事をしていたトム。

いきなりバドに「君には問題がある」といわれショックを受けます。

バドから問題点を指摘され、己を振り返り始めるトム。

仕事だけではなく、妻や子供との関係も見直していき、そして...

自分の小さな「箱」から脱出する方法の内容をネタバレします

トムはバドから「箱」についてのレクチャーを受けて少しずつ変わっていきます。

バドは、自分の過去もトムと同じように箱に入っていたんだ、と言います。

バドにもザグラム社の同僚に一斉に辞表を出されたり、自分の子供との関係に悩んだ過去があったのです。

「箱」を学ぶことでバドの問題は解決し、いまは「箱」を教える立場に。

そして、トムも奥様、子供との関係が改善していきます。

物語の最後、トムはバドに、憎んでいる前の会社の上司のことを見つめなおしてみるよう言われます。

「箱」を学ぶことで、現在の人間関係だけでなく、過去のわだかまりも溶けていくことを予感させる終わり方です。

自分の小さな「箱」から脱出する方法のレビュー

ここからは、自分の小さな「箱」から脱出する方法のレビューや書評を集めて紹介してみます。

自分の小さな「箱」から脱出する方法はラグビー五郎丸歩選手のおすすめ本

2019年は、ラグビーワールドカップが日本で開催され、盛り上がりましたね。

2015年のラグビーワールドカップで、日本代表の主役だった五郎丸歩選手。

その彼のイチオシ書籍が、この本なんです。

五郎丸選手は、この本を大学2年生の時に読んで、自分しか見えず周りのせいにしていた状態から、自分の力を出し切ることで物事をポジティブに捉えられるようになった、とインタビューで回答しています。

この本に出合ったのは確か早稲田大2年のとき。

ファンの方が贈ってくれたんです。読んでから物事をポジティブに捉えられるようになりました。

それまでは自分が結果を残せていないだけなのに、「最悪だ」「もっといい環境があるはず」と不満を感じることもあったんです。

自分しか見えず、周りのせいにしていた。まさに小さな「箱」に入っていたんだなって気づきました。

置かれた環境で自分の力を100%出し切ったら箱のふたが開くイメージ。箱の外にはもっと広い世界があって、自分にとっての「最悪」なんて大したことない。

もっと成長できるし、変わっていける。僕はそう解釈しました。周囲からはよくそんなプラス思考でいられるなって言われますよ。

ビジネス書ですが、チームプレーって意味ではラグビーに通じる部分があるのかも。この本もきっといろんな捉え方ができる。

「いいな」と感じた部分を寄せ集めて、自分のスタイルにしていけばいいと思うんです。

読んだ翌年、ラグビー部の監督が清宮克幸さんから中竹竜二さんに変わりました。対照的な二人のリーダーに出会えたことは僕の人生で本当に大きかった。

特に考え方を変えてくれたのは中竹さん。「日本一オーラのない監督」と自称して、大学生だった僕らに「自分にはできないから。教えてよ」って言ったんです。

弱い部分を隠して強気に出ることってありますよね。でも逆にさらけ出す。衝撃でした。この本の「箱の外にでる」考えに近い気がしました。

それからです、僕が背伸びしなくなったのは。

2月からスーパーラグビーのレッズ(豪州)でプレーします。僕は、W杯までは「日本のラグビーのために」と頑張ってきました。
これからは「自分がどこまで成功できるか、それが間接的に日本のためにもなる」という考えで挑戦していきたい。楽しみです。

2016年1月10日の朝日新聞「思い出す本・忘れない本」より

自分の小さな「箱」から脱出する方法はアドラー心理学に近い

書いてある内容が「アドラー心理学」に近いとの書評、レビューが多数ありました。

アドラー心理学についてはこちらの記事が詳しいです。

【人生のバイブル書】幸せになる勇気をガチでレビューします

自分の小さな「箱」から脱出する方法はわたしが知らないスゴ本の100選に選ばれている

わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」という書評サイトで、トップ100に選ばれています。

ちょうど絶版となっていた2006年頃に書かれた書評であり、
こちらによると中古価格が8000円ほどに跳ね上がっていたことがうかがえます。

わたしも2006年当時、この本を探していて、中古価格に驚き、図書館に蔵書を問い合わせた記憶があります。
地元の図書館にはなく、県立の大きい図書館まで借りに行ったのでした。

いまは定価で買えるのでありがたいですね。

自分の小さな「箱」から脱出する方法の書評

この本のツイッターでの書評をいくつか掲載させていただきます。

自分の小さな「箱」から脱出する方法の読書メーターの書評

この本の読書メーターでの書評をいくつか掲載させていただきます。

自分の小さな「箱」から脱出する方法の読書感想文

この本は、物語仕立てになっているので、読書感想文を書くのにも向いていると思います。

自分の小さな「箱」から脱出する方法は恋愛にも効く

この本は、人間関係全般に効くので、当然ながら恋愛や夫婦関係の改善に効き目があります。

自分の小さな「箱」から脱出する方法の本はどこで売っている?

自分の小さな「箱」から脱出する方法は、一般の書店の他、ネット書店でも売っています。

自分の小さな「箱」から脱出する方法はアマゾンで

自分の小さな「箱」から脱出する方法をアマゾンで買うならこちらからどうぞ。

 

 

自分の小さな「箱」から脱出する方法 楽天ブックス

自分の小さな「箱」から脱出する方法を楽天ブックスで買うならこちらからどうぞ。

 

 

自分の小さな「箱」から脱出する方法は絶版になった?

2001年10月に文春ネスコより「箱-Getting Out of The Box」として刊行された本は2005年頃絶版になっています。

絶版となった本をわたしは図書館で借りて読みました。

大和書房から現在出ている本と、内容はほぼ同じです。

自分の小さな「箱」から脱出する方法の続編

この本の続編がいくつか出版されています。

自分の小さな「箱」から脱出する方法の実践編

続編では、理論だけではなく、具体的な実践方法を書いているものがあります。

自分の小さな「箱」から脱出する方法の続編『人間関係のパターンを変えれば、うまくいく』

 

 

自分の小さな「箱」から脱出する方法の続編『ビジネス篇 管理しない会社がうまくいくワケ』

 

 

日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則 感情に振りまわされない人生を選択する

こちらはキンドル版があります

 

 

自分の小さな「箱」から脱出する方法の電子書籍

自分の小さな「箱」から脱出する方法は、電子書籍が出ていません。

ただ、続編はKindleで読めるものがあります。

自分の小さな「箱」から脱出する方法のkindle版

Kindleで読める続編はこちら。

 

自分の小さな「箱」から脱出する方法をキンドルで

こちらもキンドルで読めます。

 

自分の小さな「箱」から脱出する方法は文庫になっていない

自分の小さな「箱」から脱出する方法は、文庫版はまだ出ていません。

自分の小さな「箱」から脱出する方法を中古で

自分の小さな「箱」から脱出する方法は、中古で入手することも可能です。

自分の小さな「箱」から脱出する方法をブックオフで

自分の小さな「箱」から脱出する方法は、ブックオフでも売っています。

自分の小さな「箱」から脱出する方法を図書館で借りる

この本は、もちろん図書館でも借りられます。

わたしは、絶版となった以前の版を図書館で借りて読みました。

大きな図書館であれば、絶版となった版も借りることができる場合があります。
内容に大きな違いはないですが、読み比べてみたい場合はぜひ図書館を利用してみてくださいね。

自分の小さな「箱」から脱出する方法のpdf

今回、この記事を書くにあたり、グーグルで調べていたら、「pdf」というキーワードがおすすめされたので調べてみたところ、

箱に関するセミナー資料の一部と思われるpdfがこちらから閲覧できました。
http://thebox.life/wp-content/themes/thebox/pdf/session1.pdf

アービンジャーインスティテュート日本法人を作った方のインタビュー資料のようです。

自分の小さな「箱」から脱出する方法の研修

この本の内容は、アメリカでは海軍やハーバード大学、マイクロソフト、IBM、ハーレーダビッドソンなどをはじめとする
大手有名企業でもリーダーシップ研修に使われているそうです。

自分の小さな「箱」から脱出する方法のセミナー

日本でも「箱セミナー」として、主に企業向けの研修プログラムがあります。

アービンジャー・インスティテュート・ジャパンが定期的に無料研修会や、ワークショップを開催しているようなので、
ご興味のある方は調べてみてください。

アービンジャー無料説明会

わたしの会社で、この「箱」の有料セミナーを受講してきた同僚がいます。

じつは、この同僚、部下や取引先に高圧的な態度をとる、いわゆる「パワハラ」をする人として、社内で問題視されていた人だったのです。

「箱」セミナーから帰ってきた同僚。

仕事での心構えが変わったのか、穏やかになり、仕事上でのトラブルは無くなりました。

そして、彼のチームの営業成績も急上昇したのです。

しかも、40代で独身を謳歌していた同僚が、結婚し幸せな家庭を築いたんです。

「箱」の効果は、かなりすごいです。

自分の小さな「箱」から脱出する方法のまとめ

この本は、どんな人間関係の悩みでも、解決に近づけるヒントが満載です。

人間関係に悩むあなた、ぜひ、ご一読を!

 

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