とはいえ、バーナーを持っていくのはいいけど、スペースを取るし重いからすこしたいへん。
できればコンパクトで軽いものがないかなーと思っているそこのあなた!
エスビットポケットストーブという最高にコンパクトなバーナーがあるぞ。
名前のとおり、ポケットに入るくらいの小ささ。
いろいろなバーナーがあるが、エスビットポケットストーブはわずか100g。
ガス缶を使うバーナーはガス缶だけで200gちかくあるから、エスビットポケットストーブがどれだけ軽いかがわかる。
つかいかたもめちゃくちゃ簡単。
本体をパカッとひらいて固形燃料を燃やすだけなのでだれでもつかえる。
付属の固形燃料に、火をちかづけるだけで燃えるのでお湯を沸かすのはあっという間。
エスビットポケットストーブは4種類あるが、基本的にはサイズのちがいしかないから悩むことはそれほどない。
この記事では、エスビットポケットストーブのレビューやどこで購入するのがいちばんお得か、種類のちがいについて書いてある。
参考にしてみてくれ。
こんな人に読んでほしい
- エスビットポケットストーブのレビューを知りたい
- エスビットポケットストーブの種類のちがい
- エスビットポケットストーブ用固形燃料のちがい
- エスビットポケットストーブを最安値で買うにはどこがいいのか
もくじ
- エスビットポケットストーブのレビュー1:コンパクトで持ち運びらくらく
- エスビットポケットストーブのレビュー2:防災用として安全に保管できる
- エスビットポケットストーブのレビュー3:シンプルで頑丈なので壊れにくい
- エスビットポケットストーブのレビュー4:ゴトクが2段階でひらけるからマグカップサイズでもお湯が沸かせる
- エスビットポケットストーブのレビュー5:風によわいから工夫がひつよう
- エスビットポケットストーブのレビューのまとめ
- エスビットポケットストーブのサイズのちがい
- エスビットポケットストーブスタンダード
- エスビットポケットストーブミリタリー
- エスビットポケットストーブラージ
- エスビットポケットストーブミディアムWS
- エスビットポケットストーブのサイズ比較のまとめ
- エスビットポケットストーブの固形燃料は5種類
- 固形燃料スタンダード
- 固形燃料5g×16
- 固形燃料ミリタリー
- 固形燃料ミリタリー12タブレット
- 固形燃料27g×8
- エスビットポケットストーブの固形燃料のまとめ
- エスビットポケットストーブの使いかた
- エスビットポケットストーブのお手入れ方法
- エスビットポケットストーブの価格
- エスビットポケットストーブの最安値はココだ!
- エスビットポケットストーブの販売店
- エスビットポケットストーブで炊飯してみよう
- エスビットポケットストーブで焼き肉をしてみた
- エスビットポケットストーブで焼き鳥を焼いてみた
- エスビットポケットストーブにぴったりのケース
- エスビットポケットストーブでつかえるスキレット
- エスビットポケットストーブでたき火はできる?
- エスビットポケットストーブの風防
- エスビットポケットストーブの偽物に注意
- エスビットポケットストーブは登山にぴったり
- エスビットポケットストーブのまとめ
エスビットポケットストーブのレビュー1:コンパクトで持ち運びらくらく
エスビットポケットストーブのいちばんの特徴はかなりコンパクトだってこと。
キャンプや登山にいくときは、ライトやテントなどいろいろな道具がひつようになるよね。
道具が多ければ、そのぶん荷物はおもくなるしスペースだってとる。
とくに登山の場合、重たいリュックを背負って何時間もけわしい山道をあるかなければならない。
登山のときは、山頂でお湯をわかしてコーヒーをのむだけだったので、ガスバーナーをもっていくのは重いなと思っていた。
そんな時に見つけたのがエスビットポケットストーブ。
名前のとおり、ポケットに入れられるくらいコンパクト。
タバコの箱くらいの大きさで、スマホよりも軽い。
だいたい100gくらい。コンにビニの肉まんくらいの重さだ。
本体のなかに燃料もいれられるので、ぜんぜんスペースがいらない。
タバコひと箱もっていけば、かんたんにお湯がわかせるというのはかなりこころづよい。
ふだんキャンプでつかっているメインのガスバーナーは、ガス缶とあわせると600gくらい。
それがエスビットポケットストーブなら、たったの100gなのでかなり軽量化できる。
最近は日帰りキャンプではメインバーナーとして、泊まりキャンプではサブとして大活躍している。
しっかり料理をするなら火力調整ができなくて不便だが、お湯をわかすなどかんたんなことならまんぞくできるぞ。
エスビットポケットストーブのレビュー2:防災用として安全に保管できる
さいきん、地震や台風による自然災害が多くなったよね。
大きい地震があるたびに、楽天ランキングの上位に防災グッズがランクインしていることからも、むかしより防災意識が高いことがわかる、
ぼくも、3.11東日本大震災をけいけんしたあと防災意識はかなりたかくなった。
じっさいに避難所生活をしたときになにが困ったかというと、あたたかいものが飲めないということだった。
不安なときにあたたかいものを口にできないのって、かなりのストレスになるってはじめて知った。
数日ならがまんできるが、1週間ともなるとつらかった。
ぼくは普段から防災用として、エスビットポケットストーブをかばんに入れて持ち運ぶようにしている。
小さいのでスペースは取らないし、軽いから持ち運んでもストレスにならない。
さらに、エスビットポケットストーブに付属してくる固形燃料は保存しやすいんだ。
というのも、エスビットの固形燃料は引火点が約400℃とかなりたかく自然発火しないから。
とくにガスボンベは、高温になりすぎると爆発するおそれがあるので車のなかなどにいれておくととても危険。
夏場にガスボンベが爆発したというニュースは毎年のようにみる気がする。
また、固形燃料のいれものは密閉されているので長期間保存できる。
使用期限はかいていないが、3年前にかったものもまだつかえたので、使用期限はかなりながいといえる。
とはいえ、実際にどのくらいが使用期限なのか気になったので、販売元である(株)飯塚カンパニーに問いあわせてみたところこんな返事が。
なんと、開封しなければ使用期限がない!
固形燃料スタンダードだけは、湿気を防ぐパックをされていないので早めにつかったほうがいいですが、それ以外ならずっと使用できる。
エスビットポケットストーブがひとつあるだけで、被災時でもあたたかいものを口にできる。
いざという時に、安心を得るためにも持っていて損はないぞ。
エスビットポケットストーブのレビュー3:シンプルで頑丈なので壊れにくい
ガスバーナーなど機能性がいいものは、そのぶん複雑な構造をしているためこわれやすくもある。
そのてん、エスビットポケットストーブは、ゴトクを開くだけのシンプルな構造だ。
さわってみればわかるが、かなり硬くてしっかりしたつくりだという印象をうける。
厚さも1mmくらいあって頑丈。
シンプルだからこそ、すこし雑にあつかったくらいでは壊れない。
落としたり、ふんだりしてもぜんぜんへっちゃら。
いざつかおうと思ったときに壊れていたのでは意味がない。
エスビットポケットストーブはどんなに雑にあつかっても壊れにくいので、アウトドアで使うもよし、防災用としていつも持ち歩いたとしてもよしだぞ。
エスビットポケットストーブのレビュー4:ゴトクが2段階でひらけるからマグカップサイズでもお湯が沸かせる
エスビットポケットストーブは、ゴトクが2段階にひらけるので大小さまざまな大きさのカップを乗せることができる。
大きいものを乗せるときは、こんなふうに全開にする。
ちいさい物を乗せるときは、このように半びらきにするんだ。
こうすることで、さまざまな大きさの鍋やマグカップがつかえる。
地味ではあるが、特徴として半びらきのときでも、しっかりロックされているから重いカップなどをのせても勝手にひらいてしまう心配がない。
安い偽物だと、ロックが甘くてお湯をわかしている間に閉じてしまうことだってある。
エスビットポケットストーブは、手でしっかりと力を加えないと閉じないのであんしんだ。
エスビットポケットストーブのレビュー5:風によわいから工夫がひつよう
エスビットポケットストーブの最大の弱点は、風の影響を受けやすいことだ。
風がない日なら問題ないが、風がつよい日だと炎が揺らいでしまってお湯がなかなかわかない。
場合によっては炎が消えてしまうことだってある。
この写真を見てわかるとおり、風が固形燃料にダイレクトであたる構造になっている。
そのため、エスビットポケットストーブをつかうときには、風よけを準備する必要がある。
金属製の板(風防)を風上において、炎に風があたらないようにするのがいちばん確実だ。
とはいえ、風防はふだんから持ち歩けるものではないし、ちょっと邪魔だったりもする。
このやりかたで困ったことはないから、エスビットポケットストーブを買ったひとは試してもらいたい。
また、ポケットストーブ・ミディアムWSという風防つきの商品も発売されているので、どうしても風が心配というひとはチェックしてみるといいぞ。
エスビットポケットストーブのレビューのまとめ
ここまで出たエスビットポケットストーブのレビューについてまとめるとこのようになる。
ココがおすすめ
- めちゃくちゃコンパクトで軽いから、とりあえず持っていてもじゃまにならない
- 長期間保管しててもしっかりつかえるから、防災用に最適
- 壊れにくいから、すこしぐらい雑にあつかっても大丈夫
- ゴトクが2段階ひらくから、さまざまな大きさの鍋やカップをつかえる
ココがいまいち
- 風によわいから、風よけの工夫がひつよう
コンパクトで軽いので、つねに持ち運べるというのはかなり大きいメリットといえる。
風によわいというデメリットもあるが、風の当たりにくいところでつかったり石やリュックなどで風のとおり道をふさぐことで解決できる。
エスビットポケットストーブは、ひとつもっているだけでキャンプでも防災面でもあんしんできるからおすすめだぞ。
エスビットポケットストーブのサイズのちがい
現在エスビットポケットストーブは、げんざい4種類うられている。
サイズが違うだけで、つかいかたはほとんど一緒なので鍋やカップのサイズによって購入する種類をえらぶのがいいぞ。
このあとで説明するが、「スタンダード」と「ミリタリー」は最初についてくる固形燃料がちがうだけで、本体のサイズは同じだ。
エスビットポケットストーブスタンダード
まず、エスビットポケットストーブスタンダード。
価格は1,700円+税。
これがエスビットポケットストーブの基本となるサイズだ。
僕がもっているのもこのサイズなので、写真をつかいながらみていこう。
収納サイズは98×77×23mm。
たばこの箱と比較するとこんなかんじ。
サイズ的にはひと回り大きい。
厚さはほとんどおなじ。
ちょっと大きめのたばこの箱をイメージするとわかりやすいかな。
本体の重さは90g。
5枚きり食パン1枚分のおもさ。
エスビットポケットストーブスタンダードをかうと付いてくる固形燃料は、固形燃料スタンダードだ。
4g×20個のタブレットのセットとなっている。
500gのお湯をわかすのに、4タブレットつかって約6分ほどかかる。
正直、お湯をわかすために燃料を4個もつかうのはコスパは悪いといえるだろう。
どちらかというと、1タブレットつかって飲み物ををあたため直すのがメインのつかいかただ。
エスビットポケットストーブミリタリー
エスビットポケットストーブミリタリーは、本体はスタンダードとおなじである。
価格は1,700円+税。
ちがうのは、最初についてくる固形燃料が固形燃料ミリタリーという点だ。
固形燃料ミリタリーは、14g×6個のタブレットのセットとなっている。
1タブレットで500mlのお湯を約7分でわかすことができる。
また、お茶を1杯のむぶんだけなら半分にすればじゅうぶん。
分割しやすいようにタブレットに凹みがあるのがポイントだ。
エスビットポケットストーブラージ
価格は2,800円+税。
エスビットポケットストーブラージのおおきさは132×96×39mm、スタンダードに比べて2回りほど大きくなっている。
おもさは174gで、バナナ1本分くらい。
大きめの鍋を乗せることができるので、大人数用のお湯をわかしたりするのにぴったりだ。
ラージに限っては、ゴトクの形状が3段階にわけることができるのでより幅広いサイズの鍋をつかうことができる。
14g×12個のタブレットのセットとなっている。タブレットのサイズはミリタリーとおなじだ。
一人でつかう分にはオーバースペックだが、家族などのぶんまでを考えたらラージサイズが最適だといえる。
エスビットポケットストーブミディアムWS
最初聞いたとき、なんだか長ったらしい名前だなとおもった。
2020年11月に発売された、新しいものがポケットストーブミディアムWSである。
価格は2,000円+税。
おおきさは115×86×23mmでスタンダードとラージのちょうど中間のおおきさ。
ミディアムWSの最大の特徴が、風防(ウインドシールド)がついてくるということだ。
ポケットストーブの風の影響をうけやすいという弱点をカバーしてくれるものだ。
これにより、炎の燃焼効率があがってお湯をはやく沸かすことができる。
いちいち、リュックでや大きい石などで風よけをしなくてもいいのは助かる。
27g×2のタブレットがセットで付いてくる。
1タブレットで500mlの水を約5分で沸騰させることができる。
固形燃料のなかで、いちばん高出力のものだ。
エスビットポケットストーブのサイズ比較のまとめ
エスビットポケットストーブをサイズ別にまとめるとこのようになる。
スタンダード | ミリタリー | ミディアムWS | ラージ | |
価格(税別) | 1,700円 | 1,700円 | 2,000円 | 2,800円 |
サイズ(mm) | 98×77×23 | 98×77×23 | 115×86×23 | 132×96×39 |
おもさ(g) | 85 | 85 | 107 | 174 |
固形燃料 | 4g×20 | 14 g×6 | 27g×2 | 14g×12 |
付属品 | なし | なし | ウインドシールド | なし |
全体的にサイズはそれほど大きくないのはわかるとおもう。
この4つの中で、ミディアムWSだけがウインドシールドが付いてくるのが特徴だ。
ミディアムWSは固形燃料がスタンダードなら、使い捨てライターも収納できるというのはすごい。
どうしてもコンパクトに済ませたいならミリタリー、とくに理由がないならミディアムWSがいいだろう。
僕が現在つかっているのはミリタリーだが、いまから新しく購入するとなるとミディアムWS一択だ。
それだけ、ウインドシールドは魅力的なものである。
エスビットポケットストーブの固形燃料は5種類
エスビットポケットストーブ用の固形燃料はぜんぶで5種類ある。
それぞれどんな特徴があるか見てみよう。
固形燃料スタンダード
固形燃料スタンダードは4gの小さなタブレットが20個ある。
1つのタブレットがちいさいので、火力がよわくて沸騰させるのには時間がかかる。
1タブレットの燃焼時間は5分。
コーヒー1杯分(約200ml)の水をわかすのにかかる時間は、タブレットを2つ使って約4分30秒。
ひつような量だけタブレットを追加していくので、つかう目的にどのくらいの量がいるのか分かっていなければならない。
基本的に、複数個つかうのであまりコスパはよくないと思う。
固形燃料5g×16
これは5gの固形燃料が、4タブレットずつ完全防湿パックされている。
1タブレットの燃焼時間は約6分。
コーヒー1杯分(約200ml)の水をわかすのにかかる時間は、タブレットを2つ使って約3分45秒。
スタンダードよりは火力はつよいが、それほど使い勝手はよくない印象。
購入してみたが、1つじゃもの足らず2つだと多すぎてなんとも言えない結果だった。
固形燃料ミリタリー
固形燃料ミリタリーは、14g×6個のセット。
3つずつ完全防湿パックされている。
ミリタリーというだけあって、軍隊などでの過酷な使用環境で最適なものとなっているようだ。
1タブレットの燃焼時間は約12分。
コーヒー1杯分(約200ml)の水をわかすのにかかる時間は、タブレットを1つ使って約3分。
しかし、200mlくらいの水を沸かすにはタブレット半分くらいでもじゅうぶんな量。
そこで、ミリタリーのタブレットには凹みがついていて、かんたんに分割することができる。
もし、火力が足りなかったら分割したものを追加投入するだけなので、とてもつかいやすい。
はじめて、エスビットポケットストーブ用の固形燃料をかうならこれがいちばん使いやすいぞ。
固形燃料ミリタリー12タブレット
固形燃料ミリタリーと同じタブレットが12こ入っている。
ミリタリーとちがい、1タブレットごとに完全防湿パックされているので湿気で使えなくなる心配がない。
一度つかってから、長期間つかう予定がない人にはぴったり。
固形燃料27g×8
固形燃料27g×8個のセット。
27gは、エスビットの固形燃料のなかでいちばん熱量がたかい。
1タブレットの燃焼時間は約12分。
コーヒー1杯分(約200ml)の水をわかすのにかかる時間は、タブレットを1つ使って約2分40秒。
燃焼時間からわかるとおり、お湯をわかすだけではおおきすぎる。
半分にしてちょうどミリタリーと同じ熱量になる。
料理をしたり、大容量のお湯をわかすのにぴったりだ。
1タブレットごとに防水包装されているので、長期保存目的ならいちばん安心できる。
エスビットポケットストーブの固形燃料のまとめ
エスビットポケットストーブの固形燃料についてまとめてみた。
(TB):使用タブレットの個数
スタンダード | 5g×16 | ミリタリー | ミリタリー12タブレット | 27g×8 | |
価格(税抜) | 600円 | 600円 | 600円 | 1,300円 | 1,600円 |
内容量 | 4g×20個 | 5g×16個 | 14g×6個 | 14g×12個 | 27g×8個 |
燃焼時間 | 5分 | 6分 | 12分 | 12分 | 12分 |
沸騰までの時間(200ml) | 4分30秒(2TB) | 3分45秒(2TB) | 3分(1TB) | 3分(1TB) | 2分40秒(1TB) |
沸騰までの時間(500ml) | 6分(4TB) | 6分(3TB) | 7分30秒(1TB) | 7分30秒(1TB) | 5分20秒(1TB) |
包装包装 | 通常 | 通常 | 防湿 | 防湿 | 防水 |
この表からわかるように、スタンダード・5g×16は包装方法が防湿でないので長期保管に向いていない。
年に何回もキャンプに行く人には問題ないとおもうが、たまにキャンプする人・防災グッズとしての購入を考えている人にはいまいちだ。
そのてん、スタンダードと同じ600円でかえるミリタリーは、完全防湿パックされているので保存にもぴったり。
つかうときも1個あれば十分なので、使い勝手も最高!
いい忘れていたが、エスビットポケットストーブの固形燃料はクサイんだ。
スルメのようなにおいがするから、せまい室内では袋からださないほうがいいぞ。
ココに注意
屋外であれば人外に影響のない量ですが、室内やシェルターのような閉じた空間では中毒症状を起こす可能性があるため、絶対に屋内(特にテント内)では燃焼させないようにしましょう。
エスビットポケットストーブの使いかた
では、エスビットポケットストーブの使いかたを解説していこう。
といっても、とくに難しいことはないので安心して欲しい。
step.1
中央に固形燃料をセットする。
こんかい置いたのは5gの固形燃料だ。
step.2
ゴトクの形をきめる。かたちは2とおりある。(ラージサイズのみ3とおり。)
まず1つ目は全開パターン。
大きめの鍋などを乗せられる。
2つ目は半開きパターン。
直径のあまり大きくないカップなどを乗せられる。
どちらにするかは、使う調理器具のかたちに合わせよう。
step.3
火をつける。
固形燃料に火を近づける。
かんたんに燃えはじめるので、ライターやマッチでもじゅうぶんだ。
step.4
消火する。
といっても、放置しておけば勝手にきえるので特にやることはない。
固形燃料のちかくに燃えやすいものを置かないようにだけ注意しよう。
風で炎が燃え移る可能性がある。
注意
エスビットポケットストーブの底はかなり熱くなり、木やプラスチック製のテーブルだと焦げてしまう可能性がある。
金属製のテーブル、地面や大きめの石の上でつかうようにしよう。
エスビットポケットストーブのお手入れ方法
お手入れ方法といっても、とくに難しいことはない。
つかったあとのエスビットポケットストーブは、固形燃料の焦げやふきこぼれなどで汚れてしまう。
つかったあとは中性洗剤であらい、しっかり乾かしてからしまうおう。
正直、サビていても見た目がわるくなるだけなので、こまめな手入れはいらないようなきもする。
エスビットポケットストーブの価格
エスビットポケットストーブの価格は以下の通りだ。
スタンダード | ミリタリー | ミディアムWS | ラージ | |
価格(税別) | 1,700円 | 1,700円 | 2,000円 | 2,800円 |
では、どこでいちばん安く変えるのだろうか?
大手通販サイトを比較して調べてみた。
エスビットポケットストーブの最安値はココだ!
エスビットポケットストーブの最安値を調べてみたら以下のようになった。
今回はスタンダードのサイズを調べてみたぞ。
Amazon | 楽天市場 | ヤフーショッピング | ヨドバシカメラ | |
価格(税込み+送料込み) | 1,607円 | 1,870円 | 1,607円 | 1,870円 |
大手通販サイトを比較してみたら、アマゾンとヤフーショッピングがやすかった。
定価は1,600円+税=1,660円なので、この2つのどちらかで買えばお得に購入できるというわけだ。
違うのは、Amazonはプライム会員なら翌日配達になっているのに対して、ヤフーショッピングは発送日情報なしとなっているところだ。
かくじつに最短で手に入れるならAmazonだ。
エスビットポケットストーブの販売店
エスビットポケットストーブは、いろいろなアウトドアショップで購入できる。
有名所でいうと、モンベル・石井スポーツ・好日山荘などだ。
もちろん、通販でも購入できる。
Amazon・楽天・ヤフーショッピング・ヨドバシカメラなど、おおくの通販サイトで取り扱っている。
実店舗でみて、通販サイトで安く買うのがいいだろう。
エスビットポケットストーブで炊飯してみよう
炊飯器以外でごはんを炊くのってむずかしそうなイメージはないかな?
エスビットポケットストーブなら、調べてみるとかんたんにできるとのことだったので実験してみたぞ。
ごはん1合を炊いてみてが、うまくいったのか見ていってくれ!
step
1お米を水につけておく
エスビットポケットストーブで炊く前に、お米をといで水にひたしておこう。
だいたい60分ひたしておけば大丈夫だ。
キャンプに行くときは、このお米をジップロックに入れてもっていこう。
step
2鍋に水をいれる
お米を鍋に入れたら水をはろう。
お米1合あたり210mlの水を入れるんだ。
といっても、キャンプ場でそんなに厳密にわからないよね。
そんなときは、お米をできるだけ平らにして、人差し指の第一関節まで水をはろう。
いままでの経験上、これが一番わかりやすくて失敗しない水の量だったぞ。
step
3エスビットポケットストーブに火をつける
エスビットポケットストーブに火をつけよう。
ライターやマッチがあればOKだ。
だいたい20分間火にかければいいとのことだった。
ということは、固形燃料スタンダードが4個か、ミリタリー2個あれば十分という計算だ。
しかし、今回は某ウイルスのせいでキャンプに行けないので室内で実験をおこなう。
エスビットの固形燃料は室内で使わないほうがいいとのことなので、100均でかった固形燃料をつかうことにする。
もちろん、キャンプに行ったときは本体に収納できるから、エスビットの固形燃料をつかうぞ。
step
415分ほど放置して完成
火にかけて20分たったら、鍋を火からおろす。
そのあと、15分ほど放置すればできあがり。
ということで、完成したごはんがこちら。
なかなかうまく炊けている。
火にかける時間をながくすれば、お焦げだってできそうだ。
エスビットポケットストーブがあれば、放置しておくだけでかんたんにご飯が食べられることが分かった。
キャンプのときでも、被災しているときでも、このやり方を覚えておけば損はないぞ。
エスビットポケットストーブで焼き肉をしてみた
エスビットポケットストーブで焼き肉ってできるのかな?
ってことで、やってみたぞ。
エスビットポケットストーブはサイズがかなり小さいので、あみも100均で買ったちいさいやつ。
大きい炭なんて入らないから、ちいさいやつを集めてバーナーで着火。
ちいさいからすぐに火がつくのは嬉しい。
肉は乗せられて2枚!笑
ウインナーも3本が限界!
たしかにちゃんと焼けるし美味しい!
ガッツリ食べたいなら、いちどに焼ける量がすくなすぎて不満かもしれない。
ところがだ、ビールをちびちび飲みながらつまむにはちょうどいい。
ちまちま肉や魚を焼いて、ちびちびお酒をのむ。
これは盲点だった。
ガスバーナーでしっかりやるのもいいが、不思議と不便なのもわるくはない。
不便を楽しむキャンプなら、エスビットポケットストーブほどぴったりのものはないだろう。
エスビットポケットストーブで焼き鳥を焼いてみた
焼き肉もできるなら、焼き鳥もできるんじゃないか?
という皆さんの疑問にお答えして、焼き鳥もやってみたぞ。
エスビットポケットストーブはちいさいから、串をらくらく乗せることができる。
これは世界最小の炭火焼き鳥製造機なんじゃないか!
炭火が近いぶん、焼けるのもなかなかに早い。
焦げ目がついたら裏がえして、反対側もじっくり焼く。
何回か繰り返して完成した焼鳥がこちら!
しっかり火が通っていてジューシー。
こんなにかんたんに炭火焼鳥がたのしめるとは思わなかった。
おおきな焚き火台などでつくった焼鳥は、火力がつよすぎて焦げつきやすかった。
しかしエスビットポケットストーブなら、弱火でじっくり火をとおせるから外カリ中ジュワな焼き鳥にできたぞ。
エスビットポケットストーブにぴったりのケース
エスビットポケットストーブを裸のまま持ち運ぶと、金属なので他のものを傷つけてしまう恐れがある。
リュックのなかに革財布といっしょに入れておいたら、財布がズタズタになっていた。
なにか丁度いいおおきさのケースないかなと探していたら、Amazonにちょうどいい商品があった。
それがこれ!Oxtosというアウトドアブランドから発売されている。
8号帆布という素材を使っていて、耐摩耗性にすぐれているから何回も出し入れしてもへっちゃら。
見た目もかっこいいし、マジックテープ式で出し入れがかんたん。
これにしよう!と思って値段を見たら1,430円。
エスビットポケットストーブの定価が1,700円なのにケースにそんなにお金をかけたくない。
とおもって、100均をさがしていたらちょうどいい商品があるじゃないか。
それがIQOS用のケース。
どこの100均かは忘れてしまったが、おそらくセリアかダイソー。
似たようなものはあるはずだから探してみてくれ。
このケースにスタンダードサイズを入れてみるとぴったり。
さらに、使い捨てライターもちょうど入るというシンデレラフィット。
クッション性がある素材なので、あんしんしてつかうことができる。
何度もいうが、エスビットポケットストーブを裸でもちあるくのはおすすめしない。
かっこいいケースから、100均のケースまではばひろく選択肢があるから、お気に入りのひとつを探してみても楽しいぞ。
エスビットポケットストーブでつかえるスキレット
エスビットポケットストーブをつかっていくうちに、ふと思ったことがある。
ということで、ちょうどいいサイズのスキレットを探していたらダイソーで発見。
これがあれば、自宅で鉄板で焼きながらステーキが食べられる。
しっかりとシーズニングをして、いざお試し!
にんにくをスライスして、脂にニオイをうつす。
その間に味付け!
味付けは、お気に入りの黒瀬のスパイス。
これ一本あれば、アウトドア料理の味付けは完璧!
にんにくのいい香りがしてきたら、ステーキ肉を投入。
ジュージュー焼けていいかおり。
反対側も焼いて、肉の脂がでてきたところに玉ねぎを投入。
これであたたかいままステーキが食べられる。
ステーキって家だとすぐ冷めちゃって作ってこなかったけど、この方法ならあたたかいままだから美味しく食べられるぞ。
サイズも小さいからスペースをとらないのもポイント。
のこった脂にご飯を投入。
味付けは黒瀬のスパイスで。
体にわるそうだがこれがなかなか美味しかった。
エスビットポケットストーブはスキレットがあることで可能性が広がることが分かった。
エスビットポケットストーブでたき火はできる?
エスビットポケットストーブでたき火はできるのか。
結論としては、できなくはないが満足はできないないんじゃないかと。
まずサイズが小さいので、市販の薪はつかえない。
となると、市販の薪をナタなどでちいさくするか、小枝をひろってくるひつようがある。
小枝をあつめて、いざたき火を始めるとこんな感じ。
たしかに、たき火ができている。
できているが.....小さいっ!!
大きいたき火が好きな人にはもの足りないサイズ感。
薪もすぐに燃え尽きてしまうので、延々と追加でいれなければならない。
「ちょっと焚き火してみたいなー」という時にやるぶんにはちょうどいいかもしれない。
しかし、キャンプなどでたき火を楽しみにしているなら、焚き火台でやったほうがいい。
また、焚き火台としての使いかたを想定していないためか、底面の穴から灰が落ちる。
たき火シートをしていないと後片付けが大変だ。
エスビットポケットストーブを焚き火台としてつかうのは、最終手段としてだなとおもった。
エスビットポケットストーブの風防
結論から言うと、ポケットストーブミディアムWSを買うのが一番いい。
エスビットポケットストーブは風によわい。
横がスカスカだからだ。
だから、風防などで風をガードする必要がある。
ではどんな風防がいちばんいいのか。
というのも、ほかメーカーの風防はサイズが大きくかさばるからだ。
価格はピンきりだが、だいたい1,000〜2,000円のものがおおい。
ミディアムWSは2,000円で購入できるので、風防を買うのとそれほど値段が変わらない。
であれば、コンパクトはそのままにできるミディアムWSがいいというわけだ。
例えば、SOTOのST-310をつかうなら、しっかり周りを囲うような風防がひつようとなる。
その場合には、ミディアムWSをかわずに大きめの風防をかった方がコスパがいい。
Amazonや楽天の口コミを調べてみたら、この風防がよさそうだったので参考にしてみてくれ。
エスビットポケットストーブの偽物に注意
人気アウトドアアイテムの宿命のひとつとして、偽物がおおく出回るということがある。
理由はわからないが、ちょっとかたちが違えばセーフなのかもしれない。
エスビットポケットストーブも、似たようなもの偽物がAmazonや楽天で出回っている。
値段だけ見れば、偽物のほうが安いがつかい心地はどうなのか、レビューを調べてみたら以下のようなことが分かった。
- バリがたくさんあって危ない
- グラつきがひどくで物をのせられない
- 固くて開閉がむずかしい
問題なくつかえるという口コミもあれば、つかえないという口コミもおおくあった。
偽物は当たり外れがとてもおおきいということだ。
また、問題があったときの対応がわるいというものも見かけた。
安くしっかりつかえるものが手に入ればいいが、つかえない物が届いて対応もしてくれなかったら最悪だ。
どうしても偽物がいいというわけではないなら、正規品のエスビットポケットストーブを購入したほうがいいだろう。
エスビットポケットストーブは登山にぴったり
エスビットポケットストーブがコンパクトで軽いことは分かってくれたと思うが、その力を最大限に発揮できるのが登山である。
登山は、UL(ウルトラライト)という文化が流行るくらい、いかに道具を軽量にできるかが大切になってくる。
キャンプとちがい、重いリュックを背負って急斜面をのぼっていくのだから当然といえば当然だ。
山頂で食べるカップラーメンは最高だが、お湯を沸かす必要がある。
エスビットポケットストーブさえあれば、それほどおもさを気にせず登れる。
軽量と有名なSOTOのアミカスSOD-320でさえ、本体81gと一番小さいガス缶192gの合計273gのおもさがある。
エスビットポケットストーブの約3倍近いおもさだ。
もちろん、ガス缶のぶんスペースだってとる。
そうかんがえると、ポケットに入れてもち運べるポケットストーブは非常に優秀な登山グッズといえる。
エスビットポケットストーブのまとめ
エスビットポケットストーブについてまとめるとこのようになる。
- コンパクトで軽いから持ち運びらくちん
- 壊れにくいから、すこし雑にあつかってもいい
- 固形燃料の使用期限はかなり長い
- 固形燃料の種類がおおいから、自分にあったものを見つけられる
- 風に弱いが、それを補うミディアムWSというのがある
- かんたんにご飯が炊ける
かなりコンパクトでじゃまにならないから、ひとつあっても問題ない。
サブのバーナーとしても活躍するし、メインとしてつかうこともできる万能選手。
風によわいという弱点があるが、工夫次第でかんたんに解決できるのでそれほど気にすることはない。
価格も1,600円くらいなので、1日50円節約すれば1ヶ月で購入できる計算。
持ち運びしやすいバーナーを探しているなら、エスビットポケットストーブがあれば後悔しないぞ。