水耕栽培で使う肥料として、ハイポニカ液体肥料を考えていませんか?
- 室内でおしゃれに家庭菜園をしたい
- 手間をかけず簡単に育てたい
- 土は汚れるし、栽培後の処分が困る
上記のような思いから、水耕栽培にたどり着かれた方も多いのではないでしょうか?
水耕栽培に必要な苗や種、栽培容器は好みのものでよいですが、肥料はちゃんと植物が育ってくれるものじゃないと困っちゃいますよね。
そこで水耕栽培に使う肥料としておすすめなのが、ハイポニカ液体肥料です!
ハイポニカ液体肥料は、水耕栽培の書籍や家庭菜園ブログで名前が挙がるほど鉄板の肥料です。
5年以上水耕栽培をしている私も何度も買い足して愛用しています。
上の写真は、実際に私がハイポニカ液体肥料で育てた野菜たちです。
この記事では、水耕栽培の優秀な相棒であるハイポニカ液体肥料についてご紹介します。
- ハイポニカ液体肥料って実際どう?
- かんたんに使える?使うときの注意点は?
- 似ている名前のハイポネックスとの違いは?
ぜひこの記事を読んで、ハイポニカ液体肥料で水耕栽培を始めてみてくださいね!
もくじ
- ハイポニカ液体肥料とは?手間なくあらゆる植物に使える家庭菜園の味方
- ハイポニカ液体肥料なら水耕栽培で野菜も花も育てられる
- ハイポニカ液体肥料は土での栽培でも活躍!観葉植物も元気に
- 協和株式会社のハイポニカ液体肥料はこんな人におすすめ!
- ハイポニカ液体肥料とハイポネックスの違いは?主な用途や使い方などが異なる
- ハイポニカ液体肥料は安全性の問題なし!安心して育てて食べられる
- ハイポニカ液体肥料の使い方!水に2液を混ぜて養液を作る
- ハイポニカ液体肥料の希釈率は?基本は500倍で栽培方法や育てる植物による
- ハイポニカ液体肥料は作り置きできる?なるべく早い使用が推奨
- ハイポニカ液体肥料は葉面散布できる!必要に応じてスポット的に実施する
- ハイポニカ液体肥料の頻度は水量が減るスピードによる
- ハイポニカ液体肥料の使用期限はない!季節をまたいで使える
- ハイポニカ液体肥料は水草にも使えるがベストではない
- ハイポニカ液体肥料の販売は?内容量やショップを選んで購入できる
- ハイポニカ液体肥料の250mlセットが買えるのは?葉菜用培地60個つきだけどかなり割高
- ハイポニカ液体肥料の500mlセットの内容
- ハイポニカ液体肥料 500ml a液b液2本セットで手堅く始める
- 協和 ハイポニカ液体肥料 500ml(a・bセット)が買えるのは?
- ハイポニカ液体肥料の1lセットの内容
- 協和 ハイポニカ液体肥料 1l(a・bセット)で手広く、長く続ける
- 協和 ハイポニカ液体肥料 1lセットが買えるのは?
- ハイポニカ液体肥料 4リットルセットが買えるのは?ガッツリの猛者や中上級者向け
- ハイポニカ液体肥料の価格を比較!お得な容量やショップはこれ!
- ハイポニカ液体肥料はjanコードは容量ごとに作成されている
- ハイポニカ液体肥料の販売店を調査!取り扱い店舗をご紹介
- ハイポニカ液体肥料は通販での購入が基本
- ハイポニカ液体肥料はアマゾンで取扱中
- ハイポニカ液体肥料は楽天市場の多数ショップで販売中
- ハイポニカ液体肥料はヤフーショッピングでも販売中
- ハイポニカ液体肥料はヨドバシカメラにはない
- ハイポニカ液体肥料はコーナンにはない
- ハイポニカ液体肥料があるホームセンターは?取扱中のショップをご紹介
- ハイポニカ液体肥料以外はダイソーなどの100均で栽培グッズが揃えられる
- ハイポニカ液体肥料のec値を計測して調整する
- ハイポニカ液体肥料のphを計測して調整する
- ハイポニカ液体肥料の成分
- まとめ
ハイポニカ液体肥料とは?手間なくあらゆる植物に使える家庭菜園の味方
ハイポニカ液体肥料とは、協和株式会社のハイポニカという水気耕栽培方法のノウハウを家庭用に開発した商品です。
水気耕栽培方法は水耕栽培の一種で、水と空気と肥料だけを使って植物を育てる方法です。
ハイポニカ液体肥料には、植物の生長段階問わず同じ濃度で使えるという特徴があります。
実は、肥料によっては植物の生長段階で肥料の濃度の変更が必要です。
ですがハイポニカ液体肥料なら、生長段階を気にせずに使えるのでその手間がありません。
ハイポニカ液体肥料なら水耕栽培で野菜も花も育てられる
ハイポニカ液体肥料は、企業の水耕栽培のノウハウを家庭用に開発しているとおり、おもに水耕栽培で使用します。
育てられる植物は、野菜、花、樹木など、あらゆる植物に対応しています。
なにかを水耕栽培で育てたいときは、ハイポニカ液体肥料があればオールマイティに使えますよ。
ハイポニカ液体肥料は土での栽培でも活躍!観葉植物も元気に
ハイポニカ液体肥料のメインの用途は水耕栽培です。
ですが実は、土で育てる土耕栽培や植木鉢などの鉢栽培にも使えます。
家に観葉植物があるなら、適切な濃度に薄めたハイポニカ液体肥料をぜひ与えてあげてみてくださいね。
協和株式会社のハイポニカ液体肥料はこんな人におすすめ!
協和株式会社のハイポニカ液体肥料は、次の人におすすめです。
- 水耕栽培をこれから始める人
- 肥料やりになるべく手間をかけたくない人
- 水耕栽培用に開発された肥料を使いたい人
ハイポニカ液体肥料は、これ1つでいろんな植物を育てられます。
実際に使用するときは水で薄めますが、ハイポニカ液体肥料なら水耕栽培の場合どの植物でも同じ割合で薄めます。
薄めた肥料はどの植物にも使いまわせるので、用意の手間が少ないです。
また、ハイポニカ液体肥料は企業の栽培実績を元に開発されたので、安心して育てられますよ!
一方で、ハイポニカ液体肥料のようなオールマイティの肥料では「上級者や農業を本業とするプロを目指したい!」という方には行き届かない部分があります。
その場合は、植物ごとに細かな調整ができるOATハウス肥料(大塚ハウス)にチャレンジしてみてくださいね。
ハイポニカ液体肥料とハイポネックスの違いは?主な用途や使い方などが異なる
ハイポニカ液体肥料と名前が似た商品に微粉ハイポネックスがあります。
両方とも水耕栽培に使えるので、どちらが良いか悩んでいる方もいると思います。
そこで、ハイポニカ液体肥料と微粉ハイポネックスの違いを以下にまとめました。
ハイポニカ液体肥料 | 微粉ハイポネックス | |
---|---|---|
販売会社 | 協和株式会社 | 株式会社ハイポネックスジャパン |
主な用途 | 水耕栽培に使う (土耕栽培にも使える) | 土耕栽培に使う (水耕栽培にも使える) |
肥料の状態 | 液体 | 粉末 |
使い方 | 2種類の液を順番に水に混ぜる | 1種類の粉末を水に混ぜる |
養液の状態 | 透明 | 白く濁った半透明 |
生産国 | 日本 | アメリカ |
養液とは?
養液とは、植物の生長に必要な栄養分(肥料)を溶かした液体のこと。
ハイポニカ液体肥料は、協和㈱という企業の水耕栽培のノウハウをもとに開発されていることもあり、メインの用途が水耕栽培です。
水耕栽培に使われることを目的としたハイポニカ液体肥料なら、より安心感を持って栽培を始められますよ。
また粉末の微粉ハイポネックスと異なり、ハイポニカの肥料は液体です。
そのため、ハイポニカの肥料なら雑に扱っても粉末が飛ぶようなことはなく、気楽に肥料の用意ができます。
しかし、ハイポニカ液体肥料は2つの液をそれぞれ水に混ぜます。
1種類の粉末を水に溶かすだけの微粉ハイポネックスより一手間かかるとも言えます。
一方で、水耕栽培をインテリアとしても楽しみたい方もいるかと思います。
栽培容器がクリアだと養液の色が透けて見えるので、微粉ハイポネックスの白濁が気になる場合は透明なハイポニカ液体肥料がおすすめです。
注意
ハイポネックスでも、微粉とつかない"ハイポネックス原液"という商品は、水耕栽培には使えません。
水耕栽培に使う目的でハイポネックスを購入する場合は、"微粉ハイポネックス"を購入してくださいね。
ハイポニカ液体肥料は安全性の問題なし!安心して育てて食べられる
ハイポニカ液体肥料に安全性の問題はなく、育てた野菜や果樹の実などは食べることができます。
特に実のなる野菜を水耕栽培で育てた場合、糖度が高く栄養価の高い野菜を育てられますよ。
栄養価が高くなる理由は?
果実がなる植物は、光合成でできた糖を果実の中に糖分として蓄えます。
土栽培に比べて、水耕栽培は土の抵抗がないため根がたくさん育ち、養分の吸収が良くなります。
養分を吸収した植物は大きく育ち、より光合成が多くできる=より多くの糖分が果実に蓄えられます。
そのため、水耕栽培で育てると糖度が高く栄養価の高い野菜に育てられますよ。
ハイポニカ液体肥料の使い方!水に2液を混ぜて養液を作る
ハイポニカ液体肥料の使い方は、それぞれ以下の3ステップです。
水耕栽培に使う養液を1リットル作る場合step.1
1リットルの水にA液とB液をそれぞれ2ml入れる
step.2
1をよくかき混ぜる
step.3
2の養液を栽培容器にそそぐ
step.1
1リットルの水に、以下を参考にしてA液とB液を適量入れる
- 野菜、草花、花木、果樹など…それぞれ2ml
- ラン、山野草場後ニア、セントポーリアなど…それぞれ1ml
step.2
1をよくかき混ぜる
step.3
2の養液を栽培容器にそそぐ
上記のようにハイポニカ液体肥料の使い方はとても簡単ですが、大切なポイントがあります。
それは、ハイポニカ液体肥料のA液とB液をそれぞれ順番に水に入れて混ぜることです。
先に液体肥料同士を混ぜてしまうと、一部の成分が結晶化して植物が吸収できない状態になってしまうので気をつけてくださいね。
ちなみに私は普段、2リットルサイズのペットボトルで養液を作っています。
ペットボトルは次の理由で便利なので、養液を作る容器におすすめですよ!
- 水は目印まで入れるだけだから計量不要
(初回のみ計量して目印をつけておく) - キャップして振るだけで、道具なしで混ぜられる
- ペットボトルだから栽培容器に簡単にそそげる
- キャップをしめれば、そのまま保管できる
また、ハイポニカ液体肥料の計量には、注射器型の計量器+チューブがおすすめです。
ハイポニカ液体肥料は、液体肥料の内容量により計量カップが2つ付属品として入っています。
しかし、計量カップに決まった少量だけを注ぐのは難しく、ストレスになりがちです。
一方、注射器型の計量器なら適量をかんたんに計量できますよ。
上の写真が実際に私が使っているチューブつき注射器型の計量器です。
元々計量器とチューブがセットになっている商品で、ホームセンターのコーナンにて1つ151円(税込)で購入しました。
数百円の出費で余計なストレスを回避できるので、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
ちなみにチューブつき注射器型計量器をネットショップで見てみましたが、コーナン店頭で購入した金額の方が安かったです。
下記のような商品を組み合わせてもできますが、ホームセンターなどの店頭でも探してみてくださいね。
補足
計量器を購入する場合は2つ買い、A液B液でそれぞれ分けて使用するのがおすすめです。
兼用してA液B液が直接混ざってしまうと、成分が結晶化する原因になります。
ハイポニカ液体肥料の希釈率は?基本は500倍で栽培方法や育てる植物による
ハイポニカ液体肥料は水で希釈して使います。
水耕栽培で使うときの希釈率は、どの植物でも同じで500倍です。
液体肥料の希釈率とは?
水で薄める場合の倍率のこと。
土耕栽培で使うときは、育てる植物によりそれぞれ以下です。
- 野菜、草花、花木、果樹など…500倍
- ラン、山野草場後ニア、セントポーリアなど…1000倍
「肥料の濃度が高い方が生長しそう」と思われるかもしれませんが、肥料の濃度が指定より高いと植物は根から水分を吸収できない状態になってしまいます。
ハイポニカ液体肥料を使うときは、指定の希釈率で使用してくださいね。
ハイポニカ液体肥料は作り置きできる?なるべく早い使用が推奨
ハイポニカ液体肥料を水で伸ばしたあとの作り置きは、短期間が推奨されています。
私は上記を知らなくて1ヶ月ほど作り置きしたものを使ったことがありますが、そのときの植物は問題なく育ちました。
ですが、パッケージには「希釈後の液肥は速やかにご使用ください。液を放置すると腐敗することがあります。」と記載されています。
ハイポニカ液体肥料で養液を作る場合は、なるべく早く使いきれる量を用意してくださいね。
注意
養液を保管する場合は、日の当たらない暗所にしまってください。
日が当たると藻が生えてきます。
ハイポニカ液体肥料は葉面散布できる!必要に応じてスポット的に実施する
ハイポニカ液体肥料は葉面散布できます。
ハイポニカ液体肥料を販売しているショップによると、希釈率は1000倍程度が推奨されています。
例えば水1リットルなら、A液B液を1mlずつ入れたものです。
ちなみに葉面散布には、以下などのメリットがあると言われています。
葉面散布のメリット
- 根や株元が弱っていても葉から栄養補給できる
- 葉に直接液肥が与えられるので、即効的かつ効率よく栄養吸収できる
実際にネットメロンの栽培中に葉面散布した研究では、糖度が上がったのと報告がありました。
しかし一方で、多く回数を重ねると糖度が下がり、逆効果となったとも報告内に合わせて書かれていました。
そのため、葉面散布に頼りすぎず、根から吸収される養液もしっかり管理してくださいね。
補足
葉面散布する場合は、次に該当する時間帯や気候のときに実施してください。
- 強い日差しがない
- 葉面散布した養液が急速に乾燥せず、かつ濡れたままにならない
上記に当てはまらない、例えば強い日差しがあるときに葉面散布すると、葉焼けなどの障害になることがあります。
ハイポニカ液体肥料の頻度は水量が減るスピードによる
ハイポニカ液体肥料を与える頻度は週1回や月1回などではなく、水量が減るスピードによります。
栽培容器の養液量が減ったら、ハイポニカ液体肥料で養液を作って注ぎ足します。
気温や育てている植物などにより、水量が減るスピードは変動します。
そのため、定期的に栽培容器の養液量をチェックしてくださいね。
ちなみにハイポニカ液体肥料には、長時間栽培していても成分バランスが整っているという特長があります。
ですが、何度も注ぎ足していると養液の>成分バランスが崩れてしまうこともあります。
植物の具合が悪いと思った場合は、一度養液を総入れ替えして成分のバランスをリフレッシュしてみてくださいね。
ハイポニカ液体肥料の使用期限はない!季節をまたいで使える
ハイポニカ液体肥料の使用期限はありません。
そのため、購入から1年以上たっても使い続けられます。
ただし、水で薄めて養液にしたあとは、「ハイポニカ液体肥料の作り置き」で先述したとおり早めに使ってくださいね。
ハイポニカ液体肥料は水草にも使えるがベストではない
ハイポニカ液体肥料は水草の育成にも使えますが、基本的には水耕栽培用の肥料です。
水耕栽培とは、水と空気と肥料の3つを柱とする栽培方法です。
そのため、空気のない水中での栽培が中心となる場合は、水耕栽培用の肥料バランスでは最適ではありません。
水草を育てたくて肥料をこれから購入する場合は、水草栽培用の肥料を求められるのをおすすめします。
ハイポニカ液体肥料の販売は?内容量やショップを選んで購入できる
ハイポニカ液体肥料の販売について、以下をまとめました。
- 容量のバリエーションとセット内容
- 価格比較によるお得な購入方法
- ハイポニカ液体肥料のJANコード
- 取り扱いショップの紹介
それでは、上記それぞれについて紹介していきます。
ハイポニカ液体肥料の容量のバリエーションは4つ!自分に合わせて選べる
ハイポニカ液体肥料は、以下の4つのセットが販売されています。
- 250ml+葉菜用培地(60個)セット
- 500mlセット
- 1リットルセット
- 4リットルセット
選べるのはうれしいですが、どれを購入したらよいか少し迷っちゃいますよね。
それぞれのセットについて、おすすめの人と取り扱いショップをご紹介していくのでぜひ参考にしてください!
葉菜用培地とは?
葉菜用培地とは、葉もの野菜を栽培するための専用培地です。
水耕栽培では、土の代わりに植物を支えるため培地(ウレタンスポンジやハイドロボールなど)を用います。
ハイポニカ液体肥料の250mlセットが買えるのは?葉菜用培地60個つきだけどかなり割高
ハイポニカ液体肥料の250mlセットの商品内容は以下です。
- A液250ml×1本
- B液250ml×1本
- 葉菜用培地60個分
- 計量カップ×2個
培地がついているのは250mlセットのみになります。
また、水耕栽培に使う場合、250mlのハイポニカ液体肥料のセットだと125リットル分の養液が作成できますよ。
ハイポニカ液体肥料250mlセットの公式価格は1,320円(税込)です。
公式サイトで販売されている葉菜用培地300個分396円(税込)を元に計算すると、付属している葉菜用培地60個分は79.2円相当です。
培地分を引いた残りの金額の1,240.8円はA液B液250ml分と考えられます。
ハイポニカ液体肥料は500mlセットで1,320円なので、250ml分で1,240.8円はだいぶ割高です。
「割高すぎでも、とにかく最少量で買いたい!培地とセットで買いたい!」という場合だけ、ハイポニカ液体肥料の250mlセットを購入しましょう。
補足
以前は計量カップではなく、計量スポイトが付属していました。(250mlセット以外も同様です。)
購入ショップの在庫状況によって、計量スポイトが付属したハイポニカ液体肥料が発送される可能性があります。
ハイポニカ液体肥料の500mlセットの内容
ハイポニカ液体肥料の500mlセットの商品内容は以下です。
- A液500ml×1本
- B液500ml×1本
- 計量カップ×2個
ハイポニカ液体肥料500mlセットの公式価格は1,320円(税込)です。
水耕栽培に使う場合、ハイポニカ液体肥料 500ml a液b液2本セットだと250リットル分の養液が作成できます。
公式価格から計算すると、養液1リットルあたり5.28円です。
ハイポニカ液体肥料 500ml a液b液2本セットで手堅く始める
ハイポニカ液体肥料は容量が増えるほど割安ですが、これから水耕栽培を始める場合は続けていくのかやってみないと分からない部分があると思います。
ワンサイズ上のハイポニカ液体肥料1Lは養液1リットルあたり約4.4円なので、500mlとは約0.88円の差です。
ハイポニカ液体肥料1Lと比較しても500mlは割高すぎるということもなく、スタートには適量です。
初心者でこれから水耕栽培を始めたい人には、ハイポニカ液体肥料の500mlのセットがおすすめですよ。
協和 ハイポニカ液体肥料 500ml(a・bセット)が買えるのは?
協和 ハイポニカ液体肥料 500ml(a・bセット)は、公式サイト、Amazon、楽天市場、ヤフーショッピングのいずれでも購入できます。
ハイポニカ液体肥料の1lセットの内容
ハイポニカ液体肥料の1lセットの商品内容は以下です。
- A液1000ml×1本
- B液1000ml×1本
- 計量カップ×2個
ハイポニカ液体肥料1000mlセットの公式価格は2,200円(税込)です。
水耕栽培に使う場合、協和 ハイポニカ液体肥料 1l(a・bセット)だと500リットル分の養液が作成できます。
公式価格から計算すると、養液1リットルあたり約4.4円です。
協和 ハイポニカ液体肥料 1l(a・bセット)で手広く、長く続ける
養液500リットル分あれば、家庭菜園では十分な量になります。
初めて購入する場合は多くてもハイポニカ液体肥料1l以下で試してみると、もし無駄になってしまっても気楽ですよ。
ハイポニカ液体肥料 1lがおすすめの人は以下です。
- 送料をなるべくかけたくない人
- 複数の植物や多数の苗を栽培したい人
- 水耕栽培を長く続けるつもりの人
協和 ハイポニカ液体肥料 1lセットが買えるのは?
協和 ハイポニカ液体肥料 1lセットは、公式サイト、Amazon、楽天市場、ヤフーショッピングのいずれでも購入できます。
ハイポニカ液体肥料 4リットルセットが買えるのは?ガッツリの猛者や中上級者向け
ハイポニカ液体肥料 4リットルセットの商品内容は以下です。
- A液4000ml×1本
- B液4000ml×1本
ほかのサイズにはある計量カップは、4リットルセットには付属していません。
水耕栽培に使う場合、ハイポニカ液体肥料 4リットルセットでは2,000リットル分の養液が作成できます。
ハイポニカ液体肥料4リットルセットの公式価格は6,600円(税込)です。
養液1リットルあたりだと約3.3円で、公式サイトで扱われているハイポニカ液体肥料では最も割安になります。
一方で、大きい容量には以下のデメリットがあります。
- 早い段階で辞めたときの損が大きい
- 保管に場所を取る
- 重たいので気軽に移動できない
重たくてかさばることについては、500mlペットボトルなどに小分けにすると使いやすくなりますよ。
ハイポニカ液体肥料 4lセットがおすすめな人は以下です。
- ふだんから業務用の大型商品を愛用している人
- とにかく割安で購入したい人
- 保管場所が十分にある人
- 水耕栽培を長く続けると決まっている人
ハイポニカ液体肥料 4lセットは、公式サイト、Amazon、楽天市場、ヤフーショッピングのいずれでも購入できます。
ハイポニカ液体肥料の価格を比較!お得な容量やショップはこれ!
ハイポニカ液体肥料の価格を容量ごとにまとめると以下です。
250ml | 500ml | 1000ml | 4000ml | |
公式価格(税込) | 1,320円 | 1,320円 | 2,200円 | 6,600円 |
養液1Lあたりの価格 | 10.56円 | 5.28円 | 4.4円 | 3.3円 |
作成できる養液量※ | 125リットル | 250リットル | 500リットル | 2,000リットル |
※水耕栽培の場合
最も割高なのは250mlのセットで、養液1リットルあたりの価格は4Lセットの3倍です。
ですが価格の割高や割安だけでなく、自分に合った容量を考えてハイポニカ液体肥料を選んで使ってみてくださいね。
また、各ネットショップ別に最安値を調査しました。
ショップ別の最安値(送料込み)
250ml | 500ml | 1000ml | 4000ml | |
公式サイト | 2,090円 | 2,090円 | 2,970円 | 7,370円 |
Amazon | 2,040円 | 1,800円 | 2,290円 | 6,260円 |
楽天市場 | 1,649円 | 1,510円 | 1,940円 | 5,440円 |
Yahoo!ショッピング | 1,810円 | 1,507円 | 1,980円 | 5,478円 |
最安値は、250ml、1000ml、4000mlは楽天市場で、500mlはYahoo!ショッピングです。
ただし、Amazonプライム会員の場合は送料無料になるため、次のように金額が一部変わります。
ショップ別の最安値(Amazonプライム会員の場合)
250ml | 500ml | 1000ml | 4000ml | |
公式サイト | 2,090円 | 2,090円 | 2,970円 | 7,370円 |
Amazon | 1,630円 | 1,390円 | 1,880円 | 6,260円 |
楽天市場 | 1,649円 | 1,510円 | 1,940円 | 5,440円 |
Yahoo!ショッピング | 1,810円 | 1,507円 | 1,980円 | 5,478円 |
Amazonプライム会員の場合、250ml・500ml・1000mlの最安値がAmazonになります。
購入したい容量とあなたがプライム会員かどうかをふまえて、最安値になるショップでお得に購入しちゃいましょう!
注意
上記の価格表は、記事執筆時(2020年12月時点)の調査によるものです。
購入時の最安値とは異なる場合があるので、購入の際は改めて金額をご確認ください。
補足
楽天市場・Yahoo!ショッピングの同一ショップ内で一定金額以上の購入すると、送料無料になる場合があります。
ほかの商品を合わせ買いして送料無料になると上記の表より安くなる場合があるので、金額は改めてご確認ください。
ハイポニカ液体肥料はjanコードは容量ごとに作成されている
ハイポニカ液体肥料のjanコードは以下です。
- 500ml…4580127120097
- 1l…4580127120127
- 4l…4580127120134
250mlのjanコードは残念ながら見つかりませんでした。
janコードとは?
janコードとはバーコードのことで、どの事業者の、どの商品かを表す商品識別番号です。
ハイポニカ液体肥料の販売店を調査!取り扱い店舗をご紹介
ハイポニカ液体肥料がどこで売っているのか、販売店を調査しました。
ハイポニカ液体肥料は通販での購入が基本
販売店のご紹介の前にふれておきたいのですが、調査した結果、ハイポニカ液体肥料は通販での購入が基本ということが分かりました。
実際に近所のホームセンターや園芸店を4つ回りましたが、店頭に置いているお店はありませんでした。
また、容量によっては買って持ち帰るにはそれなりの重量になります。
ネットショップだと送料が気になる方がいるかもしれませんが、条件が合えば送料無料での購入もできるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ハイポニカ液体肥料はアマゾンで取扱中
ハイポニカ液体肥料はアマゾンで取扱中です。
容量によっては2セットのお買い得品もありました。
ハイポニカ液体肥料は楽天市場の多数ショップで販売中
ハイポニカ液体肥料は楽天市場で取扱中です。
容量によっては2セットのお買い得品もありました。
ハイポニカ液体肥料はヤフーショッピングでも販売中
ハイポニカ液体肥料はヤフーショッピングで取扱中です。
容量によっては2セットのお買い得品もありました。
ハイポニカ液体肥料はヨドバシカメラにはない
ハイポニカ液体肥料は、ヨドバシカメラでの取り扱いはありませんでした。
ハイポニカ液体肥料はコーナンにはない
ハイポニカ液体肥料は一部のホームセンターで取り扱いがあります。
コーナンはホームセンターですが、残念ながらハイポニカ液体肥料の取り扱いはありませんでした。
ハイポニカ液体肥料があるホームセンターは?取扱中のショップをご紹介
ハイポニカ液体肥料があるホームセンターは以下です。
- コメリ
- ロイヤルホームセンター
- ハンズマン
在庫があるかは、各店舗にお問い合わせください。
ハイポニカ液体肥料以外はダイソーなどの100均で栽培グッズが揃えられる
ハイポニカ液体肥料はダイソーやセリアなどの100均での取り扱いはありません。
実際に近所のダイソー3店舗で確認したところ、ハイポニカ液体肥料を含む水耕栽培用の肥料は販売されていませんでした。
しかし、水耕栽培用肥料以外の栽培グッズなら100円均一でも揃えられます。
水耕栽培は栽培キットで育てる方法もありますが、便利な一方で高額になりがちです。
その点100均グッズは安く、もちろん十分に育てられるので、ぜひ気軽に始めてみてくださいね!
実際に私は、次の100均グッズを水耕栽培で使用しています。
- 育苗容器…プラスチックトレー、お茶パック、プラスチックカップ
- 栽培容器…プラスチックケース、クーラーボックス、水きりトレー
- 遮光…黒いポリ袋、アルミホイル
- 断熱…保温アルミシート
- 煮沸洗浄…手持ち鍋、ざる、水きりネット
- 培地…スポンジ、ハイドロボール、ココピート(ヤシ繊維の土)
- 防虫…防虫ネット、ランドリーバッグ
- 誘引…誘引ネット、ロープ、PEテープ
ぜひ100円ショップで栽培道具を探して、水耕栽培で使ってみてくださいね。
ハイポニカ液体肥料のec値を計測して調整する
ハイポニカ液体肥料で作った養液のec値は約1.5です。
ECとは?
ECとは電気伝導度のことで、養液のEC値を計測すると肥料濃度が測れます。
水耕栽培だと0.5~2.5の範囲が生長に適しています。
ハイポニカ液体肥料は長く使ってもバランスが安定している肥料です。
しかし、それでも養液を注ぎ足していると、ec値が適正値以外になってしまうことがあります。
ec値が適正値以外になると、植物が枯れたり、生長が遅くなったりします。
植物の様子を観察するか、ECメーターといった測定器でE測って、ec値には注意しましょう。
ec値に問題があった場合は、養液の全入れかえや濃度を調整した養液を注ぎ足すなどして養液のバランスを整えます。
水耕栽培で使用するECメーターを購入する場合は、防水タイプの水質測定器を購入してくださいね。
ハイポニカ液体肥料のphを計測して調整する
ハイポニカ液体肥料のphが高くなると、葉の色が悪くなったり、根が悪くなったりします。
pHとは?
pHとは液体の水素イオン指数で、その液体が酸性なのかアルカリ性なのかを表します。
水耕栽培では、育てている植物にもよりますが、弱酸性(5.5~6.5)が適していると言われています。
pHは、pHメーターで計測できます。
また調整する場合は、pHアップ剤やpHダウン剤といった調整剤で整えることができます。
しかし、調整剤1mlで20リットルの水に溶かすなど、少量の調整剤を多量の水に加える必要があり、あまり家庭菜園向きではありません。
おうちの水耕栽培でpHを整えたい場合は、養液を全入れかえでの対応がおすすめですよ。
ハイポニカ液体肥料の成分
ハイポニカ液体肥料の成分はA液とB液で異なります。
A液の成分および含有量は以下です。
成分 | 含有量(%) |
窒素全量 | 1,0 |
内硝酸性窒素 | 1,0 |
水溶性りん酸 | 3.8 |
水溶性加里 | 5.5 |
水溶性苦土 | 1.0 |
水溶性マンガン | 0.027 |
水溶性ほう素 | 0.055 |
B液の成分および含有量は以下です。
成分 | 含有量(%) |
硝酸性窒素 | 3.0 |
水溶性加里 | 3.9 |
まとめ
ハイポニカ液体肥料は、初心者でも簡単に使える水耕栽培用肥料です。
使い方は、A液とB液の2液を水に溶かすだけ。
水耕栽培なら、どの植物のどんな生長段階でも同じ希釈率なので、養液づくりの手間が少ないです。
また、協和(株)が事業として行っている水耕栽培を家庭用に開発したものなので栽培実績もバッチリです!
ハイポニカ液体肥料には使用期限がないので、多めの容量を割安で購入して長く使うこともできます。
また、ハイポニカ液体肥料で作った養液は透明なので、クリアケースで育ててインテリアとして楽しみたいときにもオススメですよ。
水耕栽培を始める方は、ぜひハイポニカ液体肥料で始めてみてくださいね!